
転職エージェントって何社利用するべきなの?複数利用したら心証が悪いんだろうか…
この疑問にお答えします!

エージェント経由で転職経験のあるキリオです。結論から言うと、転職エージェントは複数利用するべきです。最低でも3社は登録したほうが良いですね。
なぜなら、転職エージェントを何社か掛け持ちすれば、以下のメリットが得られるから。
転職エージェントを複数利用するメリット
- 求人案件の選択肢が広がる
- 色んなタイプの担当エージェントと出会える
- 目的によって使い分けが可能になる
記事後半では、転職エージェントを何社か掛け持ちする上での注意点もまとめてみました。
これから転職エージェントに登録するなら、失敗しないためにも頭に入れておくと良いですよ。
▼どのサイトに登録すればいいかが知りたい方は「【厳選】おすすめ転職サイト」の記事からチェック!
転職エージェントは何社利用してる?経験者の平均数
「転職エージェントは最低3社利用しよう」と言いましたが、実際他の人が何社くらい利用しているか気になりますよね?
こんなデータがありました↓
Q:人材紹介会社を何社利用していますか?
1社:39%
2社:28%
3社:27%
4社以上:6%
(出典:ワークポート「転職希望者の本音調査」)
1社だけで終えている人は全体の約4割。
言い換えれば、6割以上の人は2社以上利用していることがわかります。
転職経験者が転職エージェントを複数利用している理由
理由も興味深いです。
Q:転職エージェントを複数利用した理由は?
- 紹介する求人の求人内容の違いを見比べたいと思うから。(2社利用)
- 複数社利用した方が、希望条件に合った求人が見つかる確率が高いと考えているから。(3社利用)
- 離職中、かつ年齢的にも厳しい状況であり、多数の応募が必要なため。(4社利用)
- 縁を一つでも増やすため。(5社以上利用)
(出典:ワークポート「転職希望者の本音調査」)

より好条件で転職するには複数のエージェントを使った方がやっぱり有利ですよね。追い込まれている状況ならなおさらです。
ちなみに筆者は以下の6社を利用しました。

本当に切羽詰まっていましたからね…。「調整が大変」とか言ってられなかったので、これだけ利用して良かったと思っています。
▼「転職エージェントを選ぶ基準が分からない」という方は、「転職エージェントの賢い使い方」を参考にどうぞ。
転職エージェントを複数利用すべき3つの理由
冒頭でも書きましたが、転職エージェントを複数利用したほうが良い理由は次の3点です。
- 求人案件の選択肢が広がる
- 担当エージェントとの相性が不明
- 目的によって使い分けが可能になる
順番に見ていきましょう。
①求人案件の選択肢が広がる
単純に、転職エージェントを複数利用すればそれだけ求人案件が広がります。
リクルートエージェントやDODAなどの大手でも、カバーしきれていない求人案件は結構あるものです。
「数撃ちゃ当たる」じゃないですが、すぐに転職を決めたいなら、選択肢は多いに越したことはありません。
②担当エージェントとの相性が不明
大手でも中小でも同じですが、担当のエージェントとの相性の違いは結構あります。
男女や年齢はもちろん、テンション高めのゴリゴリ系から冷静分析タイプまで様々。
どの担当に当たるのかは完全ランダムなのでわかりません。
もちろん途中で変更することも可能ですが、明確な理由がなければ「要注意人物」認定されてしまう恐れも。
その点、何社か同時に走らせておけば、必ず自分に合ったエージェントと出会えるはずです。
③目的によって使い分けが可能になる
①でも述べましたが、会社によって扱っている案件にバラツキがあります。
特に中小のエージェントでは、業界に特化している分、大手が持っていない情報をもらえることも!
転職サイトでは引っかからないスタートアップなどの良案件を紹介してくれることもあるので、大手だけでなく中小にも登録しておくことと良いですよ。
中小エージェントについては特化型転職エージェントまとめの記事もご参考下さい。
転職エージェントの複数利用で考慮したい2つのデメリット
ただし、転職エージェントに複数登録した場合、デメリットがないわけではありません。
- 手間が増える
- 面談に時間が取られる
基本的にはこの2点です。
①手間が増える
転職エージェントを利用するには、まず登録して必要事項を記入しなきゃいけません。
慣れれば1社5分くらいでできるんですが、それでも複数走らせると手間ですよね。

書かなきゃいけないことって決まってるので、最初はWordとかGoogleドキュメントに書いておくと楽ですよ。コピペすればいいだけなので圧倒的に効率的です。
登録後は担当エージェントとのやり取りが始まります。
基本的にはメールで来るので、その返信が少し面倒になるというデメリットは考えておいた方が良いですね。
②面談に時間が取られる
実際に動き出すと、担当エージェントとの面談が組まれます。
最低でも1時間はかかるので、時間を取られてしまうことは覚悟しておいた方が良いですね。

遠方や都合によっては電話面談で終わるケースもあります。
ただし、可能な限りは担当エージェントと顔を合わせて、熱意を伝えたほうが今後のためになるのは確実。
エージェントも人間ですので、労を惜しまずなるべく直接面談を組んだ方が良いですね。
複数利用するのにおすすめな転職エージェント5選
転職エージェントを1社に絞らず、何社か同時に走らせるなら、「大手1~2社+中小1社」がおすすめです。
みんなが登録している大手転職エージェント
- dodaエージェントサービス…おすすめナンバーワン。とにかくフォローが手厚い。顧客満足度ナンバーワン。
- リクルートエージェント…求人数ナンバーワン。業界最大手。エージェントの数も多いので、万が一合わなくても担当替えが容易。
- マイナビエージェント…20代向け求人が豊富。業界では3番手。
まずはこの大手の中から、1~2社登録しておくと便利です。

筆者はdodaとリクルートに登録しました。併用しても混乱することはなかったです。
大手に1~2社登録したら、中小や業界特化型のエージェントにも登録します。
業界特化型の中小エージェントは以下の記事でまとめています。
公式サイト:https://www.dshu.jp/
まとめ:転職エージェントは何社利用してもOK!早速登録しよう
デメリットがないわけではないですが、転職エージェントには最低でも2社、できれば3社以上登録しておくことをおすすめします。
選択肢が広がるのはもちろんですが、色んなエージェントの方と面談を組めば、それだけで社会人としての”知見”が広まりますよ。

最低でも大手1社、中小1社とはパイプを持っておくべきです。
「登録が面倒」と思うかもしれませんが、経歴やアピールポイントなどは最初にWordやGoogleドキュメントに書いておけば、あとは基本コピペでいけるので楽チンです。
慣れれば1社5分程度で登録できるので、今のうちにサクッと登録しておきましょう。
最低限登録したい転職エージェント
- dodaエージェントサービス…求人数約20万件(非公開求人含む)。顧客満足度ナンバーワン。
- リクルートエージェント…求人数ナンバーワン。業界最大手。エージェントの数も多いので、万が一合わなくても担当替えが容易。
▼その他の転職サイトも気になるなら「【最新】転職サイト求人数ランキング」の記事もチェック!
▼「どうやって転職エージェントを選べばいいか分からない」という方は「転職エージェントの賢い使い方」を参考にどうぞ。