
転職サイトっていっぱいあるけど、どこに登録したらいいの?
こんな疑問にお答えします!

筆者は転職エージェント経由で転職しました。現在はWEBマーケ会社で集客を担当しつつ、人材紹介事業で転職エージェントのサポートもしています。
転職サイトには複数登録するのが基本ですが、数が多くてどこに登録したらいいかわかりませんよね?
「転職サイト おすすめ」とかで検索しても、出てくる答えはバラバラ…。
それもそのはずで、ぶっちゃけどのサイトを使ってもそんなに違いはないんです。
そもそも無数にある転職サイトを全部使った人なんているはずもないし、使いやすさなんて人によって違います。非公開求人案件を調べることだって不可能です。
ではどこを基準に見ればいいかというと、答えは非常にシンプルで、求人数の多いサイトから順に使うということ。
とりあえず求人数の多いサイトから登録していって、自分に合いそうなサイトをメインで使っていけばベターです。
ということで、本記事では転職サイトの求人数ランキングをまとめてみました。
これから転職サイトに登録するなら、ザッと目を通しておくと全体像が把握できますよ。
転職サイト求人数ランキング
それでは早速、転職サイトの求人数ランキングを見ていきます。
一口に「転職サイト」といっても、自分で求人を検索する「求人検索型」と、担当のエージェントやキャリアカウンセラーが案件を紹介してくれる「エージェント型」に分かれます。
「転職エージェントと転職サイトの違い」の記事でも紹介している通り、どちらも併用すべきなんですが、ここでは便宜上、それぞれに分けて比較しています。
2023年4月現在の最新求人数ランキングは以下の通りです。
▼エージェント型転職サイト
転職サイト | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
リクルートエージェント | 公開:365,610件 非公開:268,817件 ※2023年3月30日時点 | 業界最大手。転職者の8割が登録 |
ビズリーチ | 公開:12万2,000件 | ヘッドハンティング型最大手。年収制限なしだが審査有り。 |
doda | 公開:約20万件 ※非公開求人含む | 業界ナンバー2。コンサルタントの質に定評。 |
リクルートダイレクト スカウト | 公開:5万件以上 | 「リクルート版ビズリーチ」。年収600万円以上。 |
マイナビエージェント | 非公開 | 大手だがやや若手向け。 |
パソナキャリア | 公開:3万件以上 | 転職者全般向けで年収UP率が高い。 |
type転職エージェント | 公開:9,600件 非公開:9,400件 | 大手だが若手向けの傾向。 |
JACリクルートメント | 公開:3,000件 | ハイクラス向け。外資系に強い。 |
▼求人検索型転職サイト
転職サイト | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
リクナビNEXT | 37,000件 | 独自求人が豊富。みんなとりあえず登録する。求人型なら一択。 |
マイナビ転職 | 12,000件 | 総合サイトだが求人数が微妙。 |
エン転職 | 5,300件 | 使いやすいが求人数が少ないのが難点。 |
type | 2,500件 | 市場価値診断が人気 |

一般的には、サイト型はリクナビNEXTに登録して、エージェント型は2~3社登録するパターンが多いですね。
ちなみに筆者が利用した転職サイトは以下の7サイトです。

7社は多い方かもですが、切羽詰まっていたので全然混乱することはなかったです。
一番成功例の多いパターンは以下の通り。
求人検索型は、一番求人の多いリクナビNEXTオンリーでOK。
エージェント型は最大手のリクルートエージェントにまず登録し、dodaかマイナビエージェントも併用。
さらに、業界専門の特化型エージェントを1社利用する、という形がオーソドックスです。
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
公式サイト:https://www.r-agent.com/
おすすめ転職サイト5選|ここに登録しておけば間違いなし
転職サイトの一番の決め手は求人数です。
が、同じような案件ばかりのサイトを使っても意味がないですよね…。
そこで、各社の違いを踏まえつつ、「とりあえずココに登録しておけば間違いない」というサイトを5社ピックアップしてみました。
doda
個人的おすすめナンバーワンはdodaです。
なぜなら、ここで出会ったエージェント(所属はパーソルキャリア)の方が、筆者の人生観を変えてくれたからです。
dodaのエージェントとの詳細なエピソードについては、「dodaのエージェントはひどい?」の記事で紹介しているので割愛しますね。
dodaは案件が多いのはもちろん、1人1人のカウンセリングにかなりの時間をかけてくれます。

あくまで体感ですが、リクルートエージェントは事務的な印象を受けました。
業界ナンバー2のdodaですが、転職するなら絶対外せないサービスです。
\フォローの手厚さに定評/dodaのエージェントに無料で転職相談をしてみるdodaの詳細記事はコチラ
公式サイト:https://doda.jp/
ビズリーチ
筆者が最終的に転職を決めるきっかけとなったのがビズリーチです。
ビズリーチに登録しておけば、中小企業の採用担当者や、個人のエージェントから直接「スカウト」が来ます。

個人でやっているようなエージェントがたくさん登録しています。ビズリーチ経由で色んなエージェントの方とお会いできたのが、後々かなりの収穫になりました。
基本的にはヘッドハンティング用サイトなので、審査は必要ですが、登録は誰でもできます。
審査項目はいくつかあって、年収は500万円以上がラインみたいです。
ただ、年齢制限はないので、500万円以上ならとりあえず登録しておいて間違いはないです。
気になる方は「ビズリーチの審査基準」について解説した以下の記事も合わせてご覧ください。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
リクルートエージェント
業界最大手のリクルートエージェントは、求人数が段違いに多かったです。
「とりあえず登録」という意味では、一番最初に名前が挙がるのもこのサイトかもしれません。

ただ個人的には、一人目の担当のエージェントさんとの相性がイマイチでした。伝えたことが伝わっていなかったので、担当替えをお願いするハメに…。
面談も直接ではなく電話でした。「担当さんが忙しいのかな?」というのが率直な印象。
ただ二人目の方には本当に手厚くフォローしていただきました。
別ルートで内定が決まったことを大喜びしてくれたのも好印象です。
なので、色んな意味で「とりあえず」ここに登録しておいて、本命エージェントを別に設定しておくのが賢いかもしれません。
※公式サイト:https://www.r-agent.com/
リクナビNEXT
転職者の8割が使っているというリクナビNEXT。
求人検索型でいえば、リクナビNEXTがやっぱり一番使いやすいです。
登録しておけば、条件に一致した企業からスカウトメールが来るので、面接の練習にはもってこい。

どんな企業があるのかなぁって眺めるだけでも勉強になります。転職活動を始めて一番最初に登録しました。
あとは、「グッドポイント診断」というツールが、自己PRを考えるのにめちゃくちゃ役立ちます。
エージェント系だと面談が組まれてしまうので、「本格的に転職活動を始めるのはまだこれから」という方は、とりあえずリクナビNEXTに登録してリサーチから始めてみるといいですね。
「リクナビネクストはめんどくさいって本当?5分で決まる転職の成否」の記事沿って進めると手っ取り早いです。
リクナビNEXTに無料登録する公式サイト:https://next.rikunabi.com/
DYM就職
DYM就職は過去の経歴や学歴に自信がない人向けのエージェントです。
DYM就職のメリットはなんと言っても「高卒以上なら経歴や学歴に関わらず利用できる」という点。
既卒や第二新卒を中心にしていて、ニートや社会人未経験も快く受け入れてくれます。
詳細が気になる方は「DYM就職が危険って本当?」の記事でリアルな利用者の声をご覧いただけます。

離職期間が長かったり、ブランクが不安だったりする方におすすめですね。
CMとか広告を大々的に打ってないので聞き慣れないかもしれませんが、その分エージェントの質はかなり高いと評判です。
公式サイト:https://www.dshu.jp/
【勝ち組が実践】失敗しない転職サイトの選び方
筆者自身の転職経験と、エージェントのサポート業務から感じた失敗しない転職サイトの選び方は、以下の2点。
- 求人型とエージェント型を併用する
- それぞれ複数に登録する
たったのこれだけです。
詳細は以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
転職サイト求人数ランキングまとめ!複数登録で上手に活用しよう
最後に、改めて個人的なおすすめの転職サイトをご紹介します。
転職サイト | 特徴 |
---|---|
doda | エージェントの対応が神。業界2位だけど絶対登録すべき。 |
ビズリーチ | 登録しておけば中小エージェントとのパイプができる。IT/WEB系求人が豊富。 |
リクルートエージェント | 求人数断トツトップ。みんな登録してる。 |
リクナビNEXT | リサーチにはもってこい。求人検索型ならココだけでも十分。 |
DYM就職 | 高卒以上なら経歴や学歴に関わらず利用できる。社会人未経験も歓迎。 |
転職サイト選びなら、求人数を参考にするのはもちろん、とりあえずこの5社から選んでおけば間違いないです。
一番まずいのは、「まだいいか」となってズルズル行くこと!
いわゆる「勝ち組」に共通するのは行動の速さですからね。
求人はどんどんなくなるので、迷ってる暇はないですよ~!
▼大手だけでなく特化型転職エージェントも1社は活用すべきです。