今、あなたはめちゃくちゃ悩みまくってこのサイトにたどり着いたと思います。
死ぬほど後悔し、絶望している中、なんとか前を向こうと、必死に就職先を探しているのかもしれません。最初に一言だけ言わせて下さい。
「あなたのその経験は、将来必ず誰かの役に立ちます」

はじめまして。「ぼくだからできること。」管理人のキリオ(@kirio_desu)です。筆者は過去にやらかして逮捕歴があり、立派な前科者です。でも、そこから何とか立ち直り、無事にホワイト企業に再就職。今では家族と仲睦まじく第二の人生を歩んでいます。
当ブログは、筆者と同じように前科や逮捕歴があったり、過去の失敗を引きずったりしてなかなか前を向けない人を応援するために立ち上げました。
なぜなら、筆者自身が逮捕されて職を失ったとき、ネット上には欲しかった情報が一切見つからなかったからです。
「前科があっても就職できる方法が知りたい」
「立派に社会復帰している人の経験談を読みたい」
でも、検索して出てくるのは「弁護士ドットコム」とか、弁護士への相談を促すものばかり…。
転職サイトの情報も、「懲戒解雇になると再就職は難しいから気をつけましょうね」なんて、他人事と捉えている記事しかありません。
そんなことを知りたいんじゃありません。
反省に反省を重ね、なんとか前を向いて行きていこうとしている自分の、この先の道しるべになる情報が欲しいんです。
「前科がついたら人生終わり」だと本気で思ったし、文字通り生きるか死ぬかの状況にいるのに、本当に必要な情報がない。
だったら、筆者の恥ずべき経験を惜しみなく公開することで、少しでも誰かの役に立ちたい。
そう思ったんです。
- 逮捕されて職を失った人
- 前科があってなかなか再就職先が見つからない人
- 身内や友人が逮捕されて、なんとか力になってあげたい人
まさに同じ境遇に立たされた筆者の経験が、少しでも誰かの役に立つことを願って、批判を承知でこのブログを運営しています。
【前科者就職記】筆者が逮捕されて会社をクビになるまで
上述した通り、筆者には逮捕歴と前科があり、会社をクビになった過去があります。
(念のための証拠です…)
筆者が逮捕されて前の会社をクビになり、再就職するまでのことを時系列で振り返ると以下の通りです。
7月1日:逮捕
8月1日:懲戒解雇処分
9月1日:起訴
9月5日:就活開始
10月5日:内定
※身バレ防止のために日付はごまかしていますが、タイムスパンとしては大体この通りです。
ちょうどクビになってから1ヶ月後に再就職活動を開始し、そこから約1ヶ月で内定を取りました。
就活でやった具体的なことについては「ホワイト企業に1ヶ月で内定するための3ステップ」でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
お陰様で現在では無事にホワイト企業に再就職して、サラリーマンとして平穏に社会生活を送っています。
家族もいますし、職場や知人に迷惑を掛けることはできません。
逮捕されて一発でクビ
筆者は前職(大手企業)在籍時に、とあることをやらかして逮捕されました。

人を殺したとか会社の金を持ち逃げしたとか強盗したとかじゃないです。簡単に言うと、プライベートの女性絡みのトラブルです。
逮捕後、数日で釈放。
ただ、日本人なら誰もが知っている有名企業の正社員だったということで、全国レベルで実名報道されてしまいました。
今でも実名で検索すると、当時の記事がぶわーっと出てきます。
自分で言うのもアレですが、前職ではかなり「優秀」とされていました。
それなりにステップアップもしていたんですが、こんな状況を大企業が許してくれるもはずありません。
懲戒解雇、一発レッドカードです。
もうめちゃくちゃ自暴自棄になりました。
このまま消えてしまいたいって真剣に思いました。
子供の頃から勉強はできて、有名な難関大学に現役合格。
就職活動も上手くいって、高倍率と言われる大企業に就職。
社内でも仕事ぶりを評価され、プライベートでも順風満帆でした。
そんな恵まれた環境にも関わらず、たくさんの人に迷惑を掛けてしまいました。
取り返しのつかないことをしてしまい、再就職など微塵も考える余裕はありません。
100%自分が悪いのに、現実を受け入れられない日々。
スーツを着て、カバンを持って、出社して…つい先日まで当たり前だった日常が、まるで別世界のことのように思えました。
「隕石でも降ってきて地球ごと消滅してほしい…」
真剣にそう思いました。
でも、筆者には現実を直視しなきゃいけない理由がありました。
そして、働かなければいけない理由がありました。
それは家族です。
前科者の就職活動|事実を隠さず内定するまで
女性絡みのトラブルにも関わらず、妻は幸い許してくれて、また人生をやり直すことになりました。
子供もいます。
このままふさぎ込んでいるわけにはいきません。
家族のため、世の中の誰かのためになるのなら、自分の全てを捧げたい。
この間、起訴されることが決まり、筆者は紛れもない前科持ちとなりました。
それでも執行猶予がほぼ確実だったため、決意を新たに、逮捕から2ヶ月後には早速動き始めました。

よく「執行猶予中でも就活して平気ですか?」と質問を受けますが、結論、全く問題ないです。悩む時間があったら今すぐ動いたほうがいいですよ。
前科者は就職できる?就活で抱いた疑問
いざ再就職活動を始めてみると、いろんな疑問が湧いてきました。
- 自分が一般就職できる可能性はどれくらいあるのか?
- 今の自分の市場価値はどれくらいなのか?
- 履歴書には本当のことを書いたほうがいいのか?
- 最後まで前科のことは隠したほうがいいのか?
誰にも聞けないから色んなサイトを探しましたが、どこにも答えはありません。
だから、自分で何とかするしかありませんでした。
このあたりの葛藤は、以下の記事で詳しくまとめています。
結局、何もわからないなら、一から試してみるしかない。
ということで、次の作戦でいくことにしました。
- 履歴書にはとりあえず前科のことは伏せる
- 面接では正直に話してみる
待ち受けた厳しい現実
さすがに大企業はもう無理だろうと踏んで、中小企業を狙い撃ち。
お陰様で、前科のことを伏せた書類選考は、全て通りました。
その上で、面接では全て事実を正直に話しました。
高年収・有名企業勤務だった筆者が、年収半分以下の聞いたこともない会社の面接を受けるなんて、どう考えても不自然だからです。
それに、名前で検索すれば一発でバレます。
だったら言ってしまったほうが楽だと思いました。
さて、前科を打ち明けた面接の結果ですが…
見事に全部落ちました。
面接官の方には、「私としては、誠実そうなあなたを是非採用したい。でも、会社として認められるかどうか…掛け合ってはみます」と言っていただきながら、結局次には進めない日々。
分かってはいたものの、現実は甘くありませんでした。
ただ、自分なりに面接のコツを掴んだのも事実。
以下の記事で詳しくまとめているので、目を通してみてください。
予想通り、前科者では一次面接すら通りませんでした。
でも、諦めるわけにはいきません。
次は転職エージェントを利用してみました。
前科持ちが就職に成功!30社以上受けて勝ち取った内定
結果的に、転職エージェントを使ったのは大成功でした。
エージェントは全部で7社も併用しましたが、特に利用して良かった転職エージェントは「懲戒解雇されても神対応だった転職エージェント2選」の記事でまとめています。
どんな経歴でも全力でサポートしてくれるので、早速登録してみてください。

結果的に、たくさん登録したのは正解でした。色んなエージェントと出会えたことが、その先に生きたからです。
エージェントの方からは、面接のアドバイスから前科者に多い職業や不可能な職業まで、幅広く教えていただきました。
もう感謝しかありません。
お陰様で最終的には、ビズリーチ経由でアプローチが来たベンチャー企業の採用面接を直接受け、無事に合格。
書類選考も合わせれば30社以上応募してようやく受かったという感じです。
就職できたのはベンチャー企業
筆者の就活が正しかったのかどうかはわかりませんが、少なくとも前科を素直に話した上で、納得して採用していただきました。
年収はだいぶ下がりましたが、それでも平均年収は大幅に上回っているし、家族を養っていくことはできています。
それでいてノー残業、休日出勤なしの超ホワイトベンチャー。
入社から数年経ちますが、何一つ不自由なく働かせていただいています。
そういう意味では、逮捕歴アリ・前科持ちの人間の中では、かなり再就職に成功した部類に入るはずです。
改めて、実際に筆者がやったことは以下の記事にまとめたので、是非参考にしてください。
就職がゴールじゃない!前科者に待つ入社後の戦い
筆者は新しい会社に就職して数年が経ちますが、入社後も前科持ちには厳しい現実が待っています。
- 名前の問題
- 社員に知らせるべきか否か
- 受け入れてくれない人との関係
具体的には以下の通りです。
名前の問題
これは、実名報道されたか否かによって全然違うはずですが、実名を出せない場合は結構辛いです。
筆者はバリバリ報道されたので、間違っても実名は出せません。
ここは会社の計らいで、対外的なビジネスネームを用意してもらいました。

ちなみに社内では本名でやってます。理由は、「社内の人間には嘘をついてほしくない」という社長の考えによるものです。
社員に知らせるべきか否か
少なくとも人事や経営陣には知られるとして、職場の同僚や普段関わりの薄い社員にも前科のことを伝えるべきかどうか、という問題。
これはケースバーケースで決めればいいかなと思います。

信用できそうない人や一緒に仕事する人には、自分から打ち明けた方がいいかもしれません。かといって、不必要に口外すると余計な不安を招く恐れもあるので、見極めは重要です。
それこそ実名報道されているケースだと、名前で検索したりする人もいるので、いつかバレます。
嫌な思いをすることになるかもですが、そこは自分の中で消化するしかないです。
受け入れてくれない人との関係
もし無事に再就職できたとしても、前科持ちを受け入れてくれない人は必ずいます。
いくら上層部が認めてくれようと、根本的に受け付けられない人は絶対いるものです。
これは仕方がありません。
仕事で100%のパフォーマンスをすることに集中するしかないです。
会社員として生きていく道を選ぶなら、愚直に成果を出すしかありません。
仕事で結果を出さないと、真っ先にリストラ対象になるのは目に見えています。
自戒を込めてですが、入社後にも戦いは続くことは忘れないでください。
「自分にしかできないこと」を見つけよう
ここまでご覧いただいてありがとうございます。
冒頭でもお伝えしましたが、当ブログは「過去の誤ちを十分に反省し、前を向いて生きていこう」としている方を応援するサイトです。
筆者自身の愚行を公開することにはとても抵抗がありますし、批判の声があるのも承知の上です。
不快な思いをされた方には、心よりお詫び申し上げます。
それでも、サイト名にもした「ぼくだからできること」は何かを熟考した結果、筆者の経験を伝えることが、少しでも再犯防止や社会貢献の一助になると考えました。
筆者は逮捕された当日、留置場の面会室で弁護士先生に言われたことを胸に生きています。
「あなたのその経験は、将来必ず誰かの役に立つ。前を向いて生きて下さい」
当ブログを訪れてくれたあなたに、明るい未来が訪れますように。
30歳無職がホワイト企業に再就職できた体験談
筆者は30歳で職を失い、「無職」という絶望を経験しました。
なんとかホワイト企業に再就職し、その後独立して起業するまでに挽回できたのですが、やはり当時の再就職でいい会社に入れたのが大きかったです。

ワケアリの筆者がどのようにして再就職に成功したのか?
自分なりの成功体験を以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
やりたい仕事、向いてる仕事に迷ったら

悩んでる人
- そもそも自分がやりたい仕事がわからない
- 自分はどういう仕事に向いているの?
- どんな仕事ならやりがいを感じられるのかな?
こんな風にキャリアで悩んでいませんか?
筆者も30歳無職を経験し、この先自分がどういう道に進めばいいのか路頭に迷った経験があります。

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