本記事では、懲戒解雇された方向けの履歴書の書き方を解説しています。

・懲戒解雇された過去って、履歴書に本当のことを書かないとダメなの?
・退職理由は「一身上の都合」でOK?
・正直に書いたら書類選考で落ちそうだけど、経歴詐称でまたクビになるのはゴメンだし…どうしたらいいの?
こんな悩みにお答えします。
☑この記事でわかること
- 書類選考に通りやすい履歴書のフォーマット(採用実績あり)
- 賢い退職理由の書き方
- どんな経歴でも100%面接まで進める方法

筆者は大変お恥ずかしいですが、前職でやらかしてクビになった経験があります。しかし、自力で就活を頑張って、クビから2ヶ月でホワイト企業に再就職することができました。
さて、本題に入ります。
一度会社をクビになると、次の仕事を見つけるのは本当に苦労しますよね…。
特に悩むのが「履歴書」のこと。

・正直に事実を書くと、それだけで落ちてしまう…。
・かといって隠して入社できても、その後のことが不安…。
・でもこんなこと恥ずかしくて知人には相談できないし…。
・なのにネットで調べても弁護士サイトや転職サイトばかり出てきて参考にならない…。
筆者もまさにこういう状態でした。
そこでこんな悩みを抱えている方に向けて、筆者の(不要な)経験から、「懲戒解雇でも採用される履歴書の書き方」をお伝えします。

これから紹介する方法なら、まず書類選考で悩むことはなくなるはずです。
結論から言うと、「懲戒解雇」の事実は履歴書に書く必要がありません。
クビになった人が転職できる退職理由にも書きましたが、事実をそのまま書いたらその時点で確実に落ちるので、絶対に書かないほうがいいです。

筆者は、事実を書かないパターンと、しっかり書いたパターンの両方を試しました。その上で「懲戒解雇は書かない方がいい」という結論に至ったのです。
事実を正直に明かすべきか否か、ということについては、「正直に話すべき」だと考えていますが、それは直接打ち明けるのがベストだと思っています。
記事本文では、実際に筆者が採用された履歴書フォーマットや100%書類通過する方法も公開しています。
ぜひ最後までご覧ください。
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懲戒解雇でも採用された履歴書の書き方
冒頭にも書いた通り、懲戒解雇された事実は履歴書に書くべきではない、というのが経験から出した筆者の答えです。
なぜなら、「懲戒解雇」と書いたら100%書類選考で落ちるからです。

懲戒解雇の事実は明かすべきですが、それは面と向かって打ち明けるのが良いと思います。
それを踏まえた上で、懲戒解雇された経験があっても無事にホワイト企業に採用された筆者の履歴書の書き方をお伝えします。
一言で言えば「退職理由は大雑把に書く」ということなんですが、その前に重要事項があります。
それは、「賞罰欄のない履歴書を選ぶ」ということです。
賞罰欄のない履歴書を選ぶ

賞罰欄は、主に表彰された経歴や刑事罰を受けた場合に記すものです。
(画像引用:JobQ)
こういうやつですね。
この賞罰欄は、基本的に刑事罰を受けた人が記載する項目なので、単に「懲戒解雇」されただけの人は書かなくてOKです。

とはいえ、「懲戒解雇」の理由が刑事事件だという方は多いと思うので、念の為の周知しておきました。
リクナビの履歴書がおすすめ
賞罰欄のない履歴書は普通にコンビニとかでも売ってますが、無料でダウンロードできるリクナビNEXTの履歴書がおすすめです。
以下のようにリクナビの履歴書には、賞罰欄がありません。
(画像引用:リクナビNEXT)

仮に刑事事件をやらかして「罰」があったとしても、賞罰欄さえなければこちらから自己申告する義務は一切ありません。
退職理由は「一身上の都合」でOK
履歴書でもう一つ悩むのが「退職理由」です。
ここも結論から言うと、「一身上の都合」でOK。
わざわざ「懲戒解雇」なんて書く必要ありません。

ちなみに筆者は「退職」の二文字だけ書いていました。
懲戒解雇の事実を隠さないで就職したいなら、どのみち面接のどこかのタイミングで打ち明けることにはなります。
でも、「履歴書にウソを書く」のと「余計なことを書かない」のとでは大違い。
書かない分には一切経歴詐称にはならないので、「履歴書は面接に進むまでの第一ステップ」だと割り切って当たり障りないことだけ書くべきです。
「懲戒解雇」と履歴書に書いてみたら100%落ちた
筆者は就活の中盤から、履歴書に「懲戒解雇」と明記してみることにしました。
「書類は通過するけど面接で打ち明けると落とされる」という日々が続いたある日。
とある転職エージェントの方に、「最初から懲戒解雇の事実を知ってもらった上で会ってくれる企業を狙ったほうが良い」とのアドバイスをもらったからです。
結果、全部落ちました。

これまで書類選考ではほぼ全勝だったのに、履歴書に「懲戒解雇」と書いた瞬間、面白いくらいに全落ち。過去をしっかり反省した姿と働く意欲をアピールしたいのに、そのチャンスすら貰えないので1ミリも前に進みませんでした。
ということで、「懲戒解雇は履歴書には絶対に書かないほうがいい」、という結論に至ったんです。
事実は面接で打ち明けるべき
ただし、面接ではしっかりと懲戒解雇の事実を伝えるべきです。
絶対に「前の会社を辞めた理由」を聞かれるので、そこで「上司が嫌だったから」とか言うと立派な経歴詐称になってしまいます。
「懲戒解雇から再就職できた体験談」でもまとめていますが、正直に話せば、大抵の企業では真摯に受け止めてくれるはずです。
また「懲戒解雇がバレるタイミング」にあるとおり、経歴詐称がバレたときのリスクはでかすぎます。
もちろん一発でクビになるので、よほどのことでない限り、筆者はおすすめしません。

とは言え、懲戒解雇の事実を伝えると、どんなに感触が良くても、それだけでほぼ落とされます。でもそれだけのことをしてしまったわけですから、そこは割り切っていくしかありません。
というわけで、少し根性論のようになってはしまいますが、「懲戒解雇は履歴書に書くな!直接打ち明けて、あとは自力でこじ開けろ!」というのがこの記事の主張です。
懲戒解雇は転職サイトのプロフィールにも書かない方がいい
少し補足になりますが、懲戒解雇の事実は転職サイトのプロフィールにも書かないほうがいいです。
求人検索型のサイトも転職エージェント活用型のサイトも、登録者のプロフィールを元に、「スカウト」や「オファー」を出してきます。
なので、なるべく詳細に書いたほうがいいのは言うまでもありません。
でもマイナスなことに関しては書かない方がいいです。

なぜなら、マイナスなことを書いただけで、スカウトが来なくなるだけでなく、強制退会させられてしまうリスクがあるからです。
ちなみに筆者は「ビズリーチ」を強制退会させられた経験があります。
「ビズリーチの審査に落ちる人と受かる人」の記事でまとめているので、興味があればご参考ください。
転職エージェントには面談で伝えよう
ただし、繰り返しになりますが、転職エージェントには正直に伝えるべきです。
ここも履歴書同様、サイトプロフィールには書かず、面談の場で正直に打ち明けるのがベスト。
親身になって相談に乗ってくれるエージェントとも必ず出会えます。
懲戒解雇と書かなくても履歴書が通らなかったら?

そもそも懲戒解雇と書こうが書かなかろうが書類選考が通らない…
このように書類選考が通らずと苦労している方は、書類選考が不要な就職エージェントを活用してみるといいです。

どんな経歴だろうと、中卒だろうと離職期間が長かろうと、100%OKです。
筆者はここで人生を変えるアドバイスをもらいました。
まずは人柄を見てもらわないと話にならないので、書類選考で落ちてばかりでにっちもさっちもいかない方は、ぜひ就職Shopに相談してみてください。
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まとめ:懲戒解雇は履歴書に書かない方が吉!人柄で勝負しよう
☑この記事のまとめ
- 履歴書はリクナビNEXTで無料ダウンロードする
- 退職理由ははっきり書かず「退職」の二文字でOK
- 就職Shopを利用すれば履歴書不要・面接から勝負できる
筆者のお恥ずかしい経験を教訓とするならば、
「懲戒解雇は履歴書には書かず面接で勝負しよう!」
というのが結論です。
筆者もかなり苦労はしましたが、試行錯誤した結果、1ヶ月でホワイト企業に再就職することができました。
今は絶望しているかもしれませんが、必ず道は開けるので、諦めずに頑張ってください。
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