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契約社員はデメリットしかない?契約社員ならではのメリットも紹介

契約社員はデメリットしかないキャリア・仕事の悩み
あなた
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  • 契約社員になるのはデメリットしかないって本当?
  • 逆に契約社員ならではのメリットがあるなら知りたい!

こんな疑問、悩みにお答えします!

 

☑本記事のポイント

  • 契約社員はデメリットが多いのは事実
  • 契約社員は正社員より待遇面で苦労することが多い
  • 一方で契約社員にしかないメリットもある
  • 契約社員を経て正社員を目指すステップはおすすめ

 

キリオ
キリオ

現役キャリアカウンセラーの管理人です。当サイトでは、経歴に自信がない方向けのキャリアに関する情報を発信しています。筆者はキャリアカウンセラーとしてのべ1,000人以上の方の就職相談を受けてきました。

契約社員にはデメリットしかないと言われることがありますが、これは正しい部分と間違っている部分があります。

正社員と比べて待遇面や条件面で不利になる契約社員には、デメリットが多いのは事実です。

しかし、一方で柔軟な働き方ができる契約社員にしかないメリットもあります。

契約社員のデメリット
  • 契約解除のリスクが高い
  • 正社員より待遇が悪い
  • 次の転職に不利になる可能性がある
  • 社会的信用が高くない
  • 派遣社員より責任は重い
  • バイトほど気軽には辞められない
契約社員のメリット
  • 自分で労働条件を決められる
  • 社会保険や労働保険に入れる
  • 職務経歴に残せる
  • 採用されやすい
  • 正社員に昇格できるチャンスがある

記事内では、契約社員と正社員、派遣社員などほかの働き方との待遇差や違いについてもわかりやすくまとめています。

契約社員としての働き方に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

契約社員とは?

契約社員とは法律で定義されたものではなく、正式名称は「有期労働契約」と言います。

細かい定義は以下の通りです。

契約社員といわれる人たちなどにみられるように、正社員と違って、労働契約にあらかじめ雇用期間が定められている場合があります。このような期間の定めのある労働契約は、労働者と使用者の合意により契約期間を定めたものであり、契約期間の満了によって労働契約は自動的に終了することとなります。1回当たりの契約期間の上限は一定の場合を除いて3年です。
引用:厚生労働省

上記のように、契約社員(有期労働契約)では雇用における「期限」があり、3年間が上限とされています。

正社員との違い

契約社員と正社員の違い

契約社員と正社員の違いは、雇用期間が決まっているか否かということ。

こちらの記述がわかりやすいので、参考にしてみます。

契約社員という名称は、法律上の言葉ではありません。正社員が定年までフルタイムで働くことを前提とした「無期雇用」であるのに対し、契約社員は契約期間が決まっている「有期雇用」の非正規社員のことを指します。つまり、正社員と大きな違いは「有期雇用」であることです。労働契約期間は通常1年で更新され、契約期間が満了した時点で、契約を継続する場合も、継続終了する場合もあります。
(引用:リクナビNEXT

 

これを会社側の視点でわかりやすく言うと、「正社員は基本的に定年まで雇わなければならないが、契約社員は期間が終わればいつでも解除できる」ということになります。

派遣社員との違い

契約社員と派遣社員との違いは直接雇用されているかどうかです。

派遣社員と契約社員の一番の違いは、「雇用主が就業先企業かそうでないか」という点です。
派遣社員が雇用契約を結ぶ相手、すなわち雇用主となるのが派遣会社であるのに対し、契約社員の雇用主は就業先企業となります。
(引用:シゴラボ

契約社員は「就業先企業」に直接雇用されている状態です。対して、派遣社員は「派遣会社」に雇用されている状態になります。

契約社員と派遣社員、正社員の違いをまとめると以下のようになります。

☑契約社員と正社員、派遣社員の違い

  • 契約社員就業先企業に雇用されている有期契約労働者
  • 派遣社員派遣会社に雇用されている労働者
  • 正社員…雇用期間の定めがない労働者

契約社員と他の働き方との違い

契約社員と他の働き方との違いを一覧表にまとめてみました。

正社員契約社員派遣社員パート・アルバイト
雇用形態直接雇用直接雇用間接雇用直接雇用
雇用期間の定めなしありありあり
賃金月給制月給制時給制時給制
賞与ありなしなしなし
社会保険・厚生年金加入加入加入なしが多い
転勤や配置換え多い少ないなしなし
勤務時間規定あり自由に決められる自由に決められる自由に決められる
正社員登用多い多い少ない
特徴安定性があり昇給等も見込める最大3年間の有期雇用契約同一の派遣先には3年間しかいられない職務経歴でアピールしにくい

「契約社員の5年ルール」とは?

「契約社員の5年ルール」を聞いたことはありますか?

これは「無期転換ルール」とも呼ばれるもので、有機労働契約が通算5年を超えた場合は、労働者の申し出により、期間の定めがない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。
(参照:厚生労働省

 

ただ実はこのルール、「5年間契約社員として同じ会社で働けば正社員になれる」と勘違いしている人が非常に多いです。

これはあくまで「無期労働契約」に切り替えることができるのであって、正社員になれるわけではありません

ボーナスの有無や福利厚生などの待遇は引き続き契約社員と変わらないので、注意が必要です。

 

これらを踏まえて、契約社員として勤務するデメリットを詳しく掘り下げていきます。

契約社員のデメリット6選

契約社員になるデメリット

契約社員は正社員と比べ、待遇面や条件面でデメリットが多いです。

正社員が守られているほとんどの権利が契約社員にはないと言い換えることもできます。

契約社員の主なデメリットとしては以下の6点が挙げられます。

☑契約社員の主なデメリット6選

  • 契約解除のリスク高い
  • 正社員より待遇が悪い
  • 次の転職に不利になる可能性がある
  • 社会的信用が低い
  • 派遣社員より責任は重い
  • バイトほど気軽には辞められない

契約解除のリスクが高い

業績が悪化した場合、契約社員は「リストラ」の対象になりやすい傾向があります。

契約期間中は一方的に契約解除することはできませんが、契約満了を機に更新しない、ということは十分にあり得ます。

働きぶりや企業への貢献度だけではなく、企業の業績次第で次回更新の可能性を握られているのは、かなり大きなリスクと言えます。

正社員より待遇が悪い

正社員と比べ、待遇面はどうしても劣ってしまいます。

賞与がない場合が多く、福利厚生などでも正社員とは待遇が違うことはよくあります。

正社員と同じように昇給・昇格できることもありますが、かなり珍しいケースと言えるでしょう。

次の転職に不利になる可能性がある

契約社員も立派な経歴ですが、正社員と比べると次の転職時に不利になる可能性があります。

同じ仕事内容やスキルだったとしても、正社員の人と契約社員の人とでは採用者目線で評価が変わることがあります。

社会的信用が低い

契約社員は正社員と比べて社会的信用性が高くありません。

住宅や車などの購入ローンを組む場合や、クレジットカードの契約をする場合など、契約社員だと信用が低くてNGになるケースもあります。

派遣社員より責任は重い

正社員と比べるとデメリットが多い契約社員ですが、一方で派遣社員よりは断然重い責任があります。

正社員と同じレベルの責任を負わされることも多いので、「割に合わない」と感じてしまう人も少なくないです。

バイトほど気軽には辞められない

契約社員はあくまで「社員」なので、バイトやパートのようにサクッと辞めることはできません。

きちんとした手続きを踏む必要がありますし、職場によっては辞めたいときに辞めさせてもらえないことも十分あり得ます。

このあたりの違いは契約社員はバイトと変わらない?それぞれのデメリットでわかりやすく解説しています。

契約社員ならではのメリット5選

契約社員になるメリット

契約社員ならではの主なメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

 

☑契約社員の主なメリット

  • 自分で労働条件を決められる
  • 社会保険や労働保険に入れる
  • 職務経歴に残せる
  • 採用のハードルが低い
  • 正社員に昇格できるチャンスがある

自分で労働条件を決められる

契約社員であれば、入社前に労働条件をしっかりと話し合うことができます。

納得いかない部分があれば見直してもらうよう進言できますし、自分の理想に近い環境をつくることが可能です。

キリオ
キリオ

当然、どの程度柔軟に応じてくれるかは会社によりけりですが、「転勤がない」「残業がない」といった働き方に魅力を感じて、あえて契約社員で働き続ける人もいます。

社会保険や労働保険に入れる

契約社員であっても、正社員と同じように社会保険や労働保険に入れます。

パートやアルバイトでは入れない場合が多いので、ある意味契約社員としての特権とも言えます。

福利厚生サービスも正社員同様に受けられるケースも多いです。

職務経歴に残せる

正社員とは違いますが、契約社員として勤務していれば堂々と職歴に記載できます。

「デメリット」で書いたように、正社員と比べると採用者の印象はよくないです。

でも少なくとも無職やフリーター、ニートよりはだいぶ心証が違うので、空白期間を作るのであれば契約社員として勤務していたほうが次につながります。

採用のハードルが低い

契約社員は正社員と比べると、採用のハードルは高くありません。

未経験の領域にチャレンジする場合など、契約社員を足掛かりにキャリアアップを目指す方も増えています。

正社員に昇格できるチャンスがある

契約期間中での仕事ぶり次第では、正社員に昇格できる場合もあります。

キリオ
キリオ

正社員登用を見据えた働き方を検討している場合は、あらかじめ正社員登用の可能性についても聞いておくといいですよ。

契約社員ではなく正社員を目指す方法

未経験でも正社員を目指せる方法

ここからは、契約社員ではなく正社員を目指す人向けに、「経歴に自信がなくても高確率で正社員になれる方法」について解説します。

結論から言うと、未経験向けの転職エージェントに相談するのがいいです。

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「転職エージェントって何?」という方は、登録方法から利用の注意点までまとめている「転職エージェントの賢い使い方」をご覧ください。

 

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キリオ
キリオ

中には「書類選考100%通過」「履歴書不要」「学歴不問」のサービスもあって、正社員での経験がない方でも正社員を目指せる体制が整ってきています。

年齢や学歴、職歴別に人気のサービスは以下の記事を参考にしてみてください。

 

★正社員になりたい方へ!年齢別のおすすめサービスはコチラ

まとめ:契約社員のメリットとデメリットをそれぞれ考慮しよう!

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

☑本記事の要点まとめ

  • 契約社員は正社員と比べるとデメリットが多い
  • 一方で契約社員にしかないメリットもある
  • 契約社員を経て正社員を目指す道もある

 

契約社員は正社員と比べるとデメリットが多いのは事実です。

一方で、柔軟な働き方など契約社員にしかないメリットもあります。

キリオ
キリオ

契約社員を目指す方も正社員を目指す方も、今後のキャリアを見据えてご自身にあった選択ができるといいですね。

 

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キャリア・仕事の悩み
この記事を書いた人
キリオ

一般社団法人再スタート支援協会代表理事/株式会社Everal代表取締役|国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:24037006)|ワケアリ転職専門のキャリア相談「YOTSUBA」代表キャリアカウンセラー
著書「懲戒解雇されたら人生逆転できました」
▶早稲田大卒→大手メディア会社→30歳で逮捕・懲戒解雇
▶無職・ニートから36社不採用→Webマーケ会社に再就職
▶人材紹介事業の責任者→2023年に独立・法人化

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