本記事では、会社を懲戒解雇になった筆者のその後の人生を詳細に綴っています。

・懲戒解雇されてしまった…もう人生終了なんだろうか?
・なんとかやり直す方法はないの?
こんな悩みを抱えていると思いますが、結論から言います。
懲戒解雇くらいじゃ人生終了しません!
むしろ第二の人生をスタートさせるチャンスです!
筆者は前の会社で刑事事件を起こし、懲戒解雇になりました。
でもその後就活を始めて1ヶ月で正社員の内定を勝ち取り、3年後には副業で成功して前職の収入を大きく上回りました!

筆者のキリオ(@kirio_desu)です。懲戒解雇されたときは絶望しましたが、今ではクビになる前よりも贅沢な暮らしができるようになりました。前の会社は副業NGだったので、逆に懲戒解雇になったことが人生逆転の転機になったと思います。
この記事では、懲戒解雇されてから人生を逆転させた筆者の実体験を、包み隠さずお伝えしています。
もし同じような境遇にいて、人生に絶望しているなら、きっと参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでくれたらうれしいです。
懲戒解雇で人生終了しない!その後の人生で逆転した実話
さて、あなたは今、人生に絶望していると思います。
何をやらかしたかは分かりませんが、大切な職を奪われ、下手したら家族や住処も失ってしまったかもしれません。
でも大丈夫です。
会社をクビになったくらいで人生終了しません。
なぜそう言い切れるかというと、筆者自身が実際に懲戒解雇から再就職できたし、なんなら人生逆転できてしまったからです(今の所は)。

再就職先は小さな会社で、年収は半分近く落ちました。でも時間を有効に使って副業に力を入れた結果、総年収で前職を大幅に上回ることができるようになったんです!
懲戒解雇から人生を立て直すのに大切なこと
どれだけ苦しい立場に居たとしても、あなたはもう大丈夫です。
「なんとかしたい」と思ってこの記事にたどり着いたわけですから、その気持ちさえ忘れなければ、いくらだって立て直せます!
筆者の(不要な)経験から得た教訓として、「懲戒解雇から人生をやり直すのに大切なこと」をお伝えします。
それは前を向いて生きていくことです。
諦めなければ必ずチャンスは来る!

- この先、二度と仕事が見つからないんじゃないか…。
- 雇ってくれる会社なんてないだろう…。
懲戒解雇になった絶望感は、当事者の本人じゃないと絶対にわからないですよね。
筆者は妻と小さな子供を養っている立場だったので、先の見えない恐怖で毎日押しつぶされそうでした。
でも今にして思えば、家族のために諦めずに就活を頑張ったことが、人生逆転のきっかけを作ってくれたんだと思います。
なぜ懲戒解雇から人生逆転できたのか?
簡単に筆者が懲戒解雇になってから今までの歩みをまとめてみます。
懲戒解雇された筆者のその後の人生
- 刑事事件を起こして前の会社を懲戒解雇に
- 解雇から2か月後、刑事事件の起訴が決定。執行猶予はほぼ決定だったので、就活を開始
- 就活では30社以上落ちて絶望を味わう
- 1ヶ月以上継続した結果、Webマーケティングのベンチャー企業に正社員として入社
- 1年が経過した頃、副業を開始
- 副業がうまくいき、懲戒解雇から3年で前職を上回る年収
もちろんまだこの先どうなるかなんてわかりませんが、今のところ逆転できたと胸を張って言えます。
収入面では、再就職先の給料は前職の6割程度です。
一時的にはかなり家計が苦しくなり、なんとかカバーするために副業を始めました。
今となっては副業がうまくいってくれたのが大きいですが、やはりそれ以前に正社員就職をあきらめなかったのが全てだと思います。
懲戒解雇は隠さない方が吉
これはいろんな読者さんから聞かれるんですが、筆者は懲戒解雇を隠すとリスクが大きいと考えています。
よって、事実をすべて打ち明けた上で、再就職に成功しました。
このあたりのことは懲戒解雇から再就職できた体験談で詳しく書いているので、参考にしてみてください。
家族の支えも大きい
こればかりは千差万別、置かれてる状況によってまちまちですが、我が家の場合は懲戒解雇される前と変わらず、仲良く生活しています。
むしろ家族の支えがあったからこそ、最短で再就職できたのかなと思っているくらいです。
なので、もし「家族には言わないほうが良いのかな」とか迷っているなら、「きちんと打ち明けたほうが良い」というのが率直な回答になります。
懲戒解雇されたらすぐにやるべきたった1つのこと
実際に懲戒解雇から再就職を決め、人生をやり直すことに(今の所)成功している筆者からすると、大切なことってシンプルに一つしかありません。
それは、とにかく秒速で動くこと。
人生をやり直したいなら、1分1秒も無駄にできません。
なるべく早く再就職先を探そう
「一生フリーランスで生きていく!」って人じゃない限りは、次の就職先を探さなければいけません。
契約社員はデメリットしかないですし、目指すのはあくまで正社員。
となると「中途採用」での就活となるわけです。

すごく単純なことなんですが、バツのついた人間を採用する企業って、緊急的に人が欲しいケースしかありませんよね?「とりあえず誰でもいいから募集かけておこう」的な”ゆる募”だったら、どう考えても弾かれます。
なので、
「うーん、この人は前の会社で問題を起こしたそうだけど、我が社の弱点を埋めてくれそうだ!採用!」
このパターンを狙うしかなく、緊急で人を必要としている会社が狙い目。
ゆっくりしているとすぐに枠が埋まってしまうので、あまり深く考えず、気になる会社があれば積極的に受けてみるのがいいです。
懲戒解雇から正社員で再就職するコツ
懲戒解雇された人が一番不安なのは、再就職できるのか?ということですよね。
筆者はうまくいきましたが、運の要素はたしかに大きいです。
解雇理由にもよりますが、すんなりいくことは少ないでしょう。
懲戒解雇の理由ランキングにあるとおり、犯罪絡みでクビになった人が多いと思います。
そうするとワケアリの人間を積極的に採用する会社はまずないので、再就職も厳しくなるわけです。
すぐ行動してチャレンジを続けよう
一度懲戒解雇されている人間は、まず大企業への再就職は難しいです。
そうなると中小企業への再就職が現実的なんですが、中途採用を求める企業は、そんなにたくさん枠を空けているわけじゃありません。
せいぜい「1」とか「2」って場合がほとんどです。
となると、その限られた枠に運良く飛び込まない限り、勝ち目はありません。
- 緊急的に人が必要な企業を見つける
- 募集要項と自分の条件とがマッチする
この条件が揃った上で、一次面接で「過去にやらかし歴があるけど、使えそうだしとりあえず上に上げてみよう」と評価されて、そこでようやく初めてスタートラインに立てるレベル。
なので、悠長なことは言ってられません。
たくさん落ちることは覚悟の上で、とにかく必死にチャンスを掴みにいくほかないんです。
実際、筆者の会社では、入社してから一ヶ月後に、なんと元の職場の同僚が面接を受けに来たことがありました。

社長は「この仕事はキリオさんに任せるから、採らなかったよ」なんて笑ってましたが、もしも同僚の方が先に受けていたら、きっと筆者は落とされていたと思います。
転職自体がどんどん活発になっているので、ライバルは多いです。
効率よく就活を進めるためのコツは全て以下に記事に記しているので、早速実践してみてください。
懲戒解雇された私のその後|私生活への影響
筆者の場合、懲戒解雇されてから2ヶ月後には内定を決め、すぐに働き始めました。
就活では苦労しましたが、私生活では意外と影響を感じたことはありません。
私生活では特に影響なし

賃貸物件は借りられないって聞いたけど本当?
いいえ、そんなことはありません。
懲戒解雇から半年後には、新しい家を借りることができました。
ただし、もしもこれが無職だったり、アルバイトや契約社員だったりしたら、家を借りることは不可能だったと思います。
懲戒解雇の事実はバレない

「あの人クビになったらしい」って周りの人にバレるのかな…。
結論から言うと、普通に生活を送っている分には、懲戒解雇された事実を他人に知られる心配はありません。
筆者の場合は実名報道されてるので、その影響は多少あります。
でもそれが原因で何か不利益になったことはないので、仕方がないことだって割り切っています。
つまり、
1にも2にも、就職すること!
それさえできれば、ほとんど何の影響もなく生活することができます。
なので、いちいち悩む暇があったら、今すぐ転職エージェントに登録して相談を始めたほうがはるかに有用です。
これで人生終了?懲戒解雇された人がやってはいけない3つのこと
これまでお伝えしてきたように、懲戒解雇されても人生諦める必要はありません。
ただ、以下の3点だけは最悪人生終了してもおかしくないので、注意したほうがいいです。
☑懲戒解雇された人がやってはいけないこと
- 無駄遣いする
- ネタにする
- ふさぎこむ
無駄遣いする
当然ですが、金銭的余裕はないはずです。
すぐに就職が決まる保証もないですから、まずは不要な出費を抑える意識を持つべきです。
働いていたときには気付かなかった無駄遣いって意外と多いので、節約できるところがないか以下の記事を参考に見直してみてください。
懲戒解雇をネタにする
気持ちを前向きにさせるのはすごく大切なこと。
くよくよしていても誰も助けてくれないので、明るく振る舞うのは良いことです。
ですが、どんな事情であれ、会社に迷惑をかけて解雇されている事実は変わりません。
表向きでは優しく笑っていても、実は影でよく思っていない人は意外と多いです。
不用意にネタにするのは避けましょう。
いつまでもふさぎこむ
自分の過ちを深く反省するのはとても重要です。
しかし、だからといっていつまでも塞ぎ込んでいても、誰も助けてくれるわけではありません。
「会社をクビになった自分なんかが…」って思うかもしれませんが、人が足りなくて潰れていく会社が山ほどある現代では、あなたが活躍できる仕事はたくさんあります。
ここから人生をやり直せるかどうかは自分次第です。
どうか投げやりにならず、気持ちを強く持って前に進んでください。
まとめ:懲戒解雇から人生立て直すなら今すぐ動こう!
懲戒解雇から人生を立て直すには、再就職は欠かせません。
言わずもがなですが、再就職するには、相当なハンデを背負った状態だと自覚する必要があります。
とはいえ、絶望的かと言うとそんなことは全然なくて、むしろ人手不足が深刻な今の時代なら、十分チャンスはあります。
筆者の経験から言えるのは、とにかく秒で動くこと!
- 時間があったらとにかく転職サイトを見る
- 企業からの連絡には秒で返事する
- 転職エージェントからの連絡にはすぐ反応する
筆者はこのあたりを意識して、1ヶ月で内定をGETできました。
具体的にやったことは全て以下の記事でまとめているので、是非実践してみてください。