本記事は、就職支援サービス「ジョブカフェ」について徹底解説しています。

- ジョブカフェはニートでも使えるの?
- 年齢制限ってあるのかな?
- ハローワークとの違いは?
- 実際に使った人の評判が知りたい!
こんな疑問にお答えします。

筆者は一時期会社をクビになってニートだった時期があります。現在はWEBマーケ会社で集客を担当しつつ、転職支援サービスのお手伝いもしています。
ニートからの正社員を目指すなら、「ニートだけど就職したい」の記事を合わせてご覧ください。
ジョブカフェは、全国にある若者の就職支援を行う施設。
もちろん完全無料で使えるので、ニートからの就職を目指すならチェックしておきたいサービスです。
ただ、いざ使うとなると、少し勇気が必要なのが「無職」の性(さが)…。

「ニートだからって罵倒されたらどうしよう」
「ブラック企業ばっかり紹介されちゃうんじゃないの?」
こんな不安が頭に浮かびます。
そこで、なかなか一歩が踏み出せない方のために、「ジョブカフェを使って真っ当な正社員になれるのか?」という観点から、このサービスについての情報を徹底解説してみました。
この記事を読めば、わざわざジョブカフェまで行かなくても、「ジョブカフェに行くとどうなるか」が完璧にわかるようになります。

結論から言うと、最短で正社員を目指すならジョブカフェよりもニート専門の就職エージェントを利用した方が断然いいです。理由についても記事で詳しく解説しています!
▼ニートが最短で正社員を目指すなら不可欠なサービス
ジョブカフェとは?
早速、ジョブカフェについて解説していきます。
正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」。
厚生労働省のホームページによると、ジョブカフェとは以下のようなサービスです。
ジョブカフェは都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設です。
厚生労働省でも、都道府県の要望に応じてジョブカフェにハローワークを併設し、職業紹介等を行うなど、都道府県と連携しながら支援に取り組んでいます。(引用:厚生労働省)
簡単にジョブカフェについて分かりやすくまとめると…
- 若者の就職支援が目的
- 仕事紹介のほか、就職セミナーや職場体験、カウンセリング、就職相談も実施
- 全国46都道府県(香川県以外)にある
- 完全無料

名前のとおり、「カフェ」のようにゆっくり気軽に利用できるのがコンセプト。ハローワークとかと比べても雰囲気はかなり緩いです。
ジョブカフェは何歳まで使える?
ジョブカフェの運営は各都道府県単位でなので、利用方法もそれぞれ異なります。
基本的に年齢制限はありませんが、主に30代までの利用を目的としているところが多いです。
Q:誰でも利用できますか?
A: 30歳代までの就職を希望している方々に、ご利用いただいています。(引用:かながわ若者就職支援センター)

もちろん40代以降でも利用は可能ですが、求人数が少なくなるようです。
都道府県別ジョブカフェの一覧
ジョブカフェは各都道府県で名称が異なります。
一覧表をつくったので、活用してみてください。
東京しごとセンターの評判はコチラでご確認ください。
ジョブカフェはニートでも使える!社会人未経験も歓迎
もちろん、ジョブカフェはニートでも安心して使えます。
というか、ニートの就労支援が一番の目的と言っても過言ではありません。

年配者や休職明けの女性が多いハローワークと違い、ジョブカフェは若者ばかり。一度も就職した経験がない方の利用が多いのも特徴です。
もしも、あのとき、ニートのときに、ジョブカフェに通い続けていなかったら、今もニートとして生活していたと思うと、ぞっとします。
だから、ジョブカフェを通い続けて、セミナーや訓練を受けて、よかったって思っています。ジョブカフェには感謝しかないです。— 本が大好き (@furotiaa) September 26, 2016
ニート時代ジョブカフェ通ってたけど良かったよ。
— いとまきひとで (@itomakihitoden) April 15, 2019
ニートはバイトも怖かったらハロワとかジョブカフェで相談する人を増やすところから始めてもいいと思うの。そこから私は始めて自信がついたよ。
— ボイくん完凸目標あぽーぱい🏹👑💛 (@apple_anoden) February 5, 2019
上記のように、ジョブカフェを利用して良かったという元ニートの方はたくさんいます。
担当職員もニートの対応には慣れているので、一から相談したい人でも安心です。
ジョブカフェがおすすめな人
ジョブカフェがおすすめな人のタイプをまとめてみました。
- 正社員経験がなく、就活の仕方に不安がある人
- やりたいことが見つからない人
- 自分に合った仕事を見つけたい人
- いま住んでいる家から引っ越さずに通える職場を探している人
- 待遇よりも働きやすさを重視したい人
逆に、以下のような方は、ジョブカフェではなくニート向けの転職エージェントを利用した方がいいです。
- 少しでも給料の高い仕事を紹介してほしい
- 履歴書の書き方や面接のコツも教えてほしい
- ある程度やりたい仕事の方向性が見つかっている
- 1日も早く就職したい
- 面接を繰り返して場慣れしたい
ニート専用で有名なサービスは以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
ジョブカフェの評判
ここからは、実際にジョブカフェを利用した方の評判をご紹介します。
良い評判だけでなく、悪い評判も赤裸々にまとめてみました。
良い評判

ジョブカフェは仕事を紹介してくれる場所というより『書類や就職(転職)活動について相談する場所』だと思いますよ。相談する中で『こういう仕事はどうですか。』と言われることがあるかもしれません。私も以前はジョブカフェを利用していたことがあり、職務経歴書等の応募書類の記入内容について、相談に行っていました。職務経歴書の内容については、書き方に絶対や正解はありません。渡された冊子を参考にあなたの中で『こうかな?』という思いが出てくると思うので、より良くしていけばいいのではないかと思います。(ヤフー知恵袋)

当方はジョブカフェ利用時は、まずこのメルフォから相談して、相談に乗ってくれた人の対応をみて実際ジョブカフェに行って、その相談員に相談(応募書類作成、添削、模擬面接、指導、他商工会議所主催の就活セミナー参加の相談など)しました。相談員の人数や対応時間に限りがあるので、あらかじめメルフォや電話で予約して行かれることをおすすめします。また、途中で『この相談員でない人に相談したい』『模擬面接は馴れあっていない人にお願いしたい』と思ったら交代をお願いすることもできます。(ヤフー知恵袋)
今日初めてジョブカフェ行ったけど
相談員の人、優し過ぎる!😭
少し気が楽になれて楽しかった✨
こんな感じなら早く行けば良かった~!ハローワークの人達も
ああであって欲しいんだが…😓
何で無神経な人多いのか
それとも自分が運が悪いだけなのか— ひーとん (@heat_wg_on) March 28, 2019
ジョブカフェの相談員のお姉さんがあまりにもカウンセリング上手くて行ってよかった感
— うま(おつまみ) (@umameuma) October 4, 2017
18~34歳以下限定だったと思うけど、就活や転活で悩んでる人は、いっぺんジョブカフェ行ってみるといいと思う。場所によっては名前違うかもだけど。
ハロワにもキャリアカウンセラーさん居るとこは居るけど、私の相談内容だと受け付けてもらえなくて、でもジョブカフェなら聞いてもらえた。
→— †┏┛真弥┗┓† (@D_MAYA_D) November 12, 2019
ジョブカフェの支部もらった就職支援情報冊子がちょ~有能で感動してる。
— 善之助@禁スロ314日 (@maks794) July 22, 2015
悪い評判

この前初めてジョブカフェにいきました。私は既卒でこれから就活を始めようと思い、就活の進め方といったセミナーに参加しました。セミナー後に講義をしてくれた60歳過ぎのおじいさん職員に、何か今不安なことあるかと聞かれたので、既卒者なので就職しっかりできるのか不安ですと答えたら、「それは、自分自身の問題だろ!」と怒られました。何に怒ることがあったのかもわからず、困惑しました。曖昧なことを話しことが原因だったのか、でも怒る必要はあったのでしょうか?(ヤフー知恵袋)

ジョブカフェについては、ハローワークとあまり変わりません。
比較的キャリア退職組が多いかなーと感じられる程度で、所詮はそこ止まり。
人材関連のプロでも、転職のプロでもありません。
若者向け求人を優先してまわしているとのことですが、
元々ハローワークの求人は若者向けの求人がほとんどです。
ハローワークに近いということもあり、
サポステより更に性格の悪い人がいることもあります。
また、親身でいてくれるようでいて、こちらのいったことを
まるで聞いていない人もいます。これは後々になってビックリしました。
自己PR・転職理由・志望動機については、とにかく考えてきて、
あとは私たちが採点するから、といったスタンスのようです。(ヤフー知恵袋)
休職中なもんで、ジョブカフェなるところに行ったんやけど空気淀みすぎやろ…。何と言うか、失業者の雰囲気て最悪やわ。バイトでも何でも、社会と最低限に繋がることは必要だとおもた
— けんちゃそ🧟♂️🪓 (@kenchanbuhi) October 21, 2014
3年くらい前にジョブカフェに通っていたことがあった。担当は60過ぎの男性で、「全然病気に見えない」と何度も言われたり、無理だと言ってるのに「あなたなら絶対できるよ!」と苦手な接客系の求人ばかり紹介されたりして、毎回泣いていた。最後は面談中に過呼吸の発作を起こしたので通うのをやめた。
— 縫 (@kinchakunutta) March 15, 2020
ジョブカフェは各地方自治体が運営しているので、自治体から出向している公務員もキャリアアドバイザーをやっています。彼らは、民間の就職をしたことがない人達なので、アドバイザとしては頼りにならないです。
— COR± (@CORplus) October 27, 2018
ジョブカフェの評判を調べてみると、良いものも悪いものもありました。
ジョブカフェに限りませんが、担当するアドバイザーとの相性によって賛否が分かれます。
なので、ネット上での口コミはあくまで参考程度に考えておいたほうが良いですよ。
ジョブカフェとハローワークの違い
ジョブカフェとハローワークの違いについてです。
簡潔にまとめると、以下のとおり。
- 運営は各都道府県
- 求人紹介や職業訓練、職業体験、各種セミナーなどワンストップで対応
- 30代以下が対象
- 運営は国(厚生労働省)
- 求人紹介と各種手続き(失業保険等)がメイン
- 利用者の制限はなし
利用はどちらも無料です。
使い方もほとんど変わらないので、
- 30代以下で正社員を目指すならジョブカフェ
- 40代以上はハローワーク
という選び方で大丈夫です。
求人情報は同じ
ハローワークとジョブカフェは併設しているところがほとんどです。
求人も、ハローワークに掲載されているものを転用しているので、事実上同じ。
ハローワークの求人については以下の記事も参考にしてみてください。
ジョブカフェより早く正社員になれるサービス
ジョブカフェは、求人情報に基づいて希望に合いそうな仕事を紹介してくれるサービスです。
ただし、企業にとっても掲載料がかからない完全無料のサービスなので、求人の質自体は正直微妙。
通常の採用では人が集まらないようなブラック企業がある可能性も否定できません。
さらに言えば、担当職員も民間ではなく公務員からの派遣になるので、スピード感に乏しいです。
もし一日も早い就職を臨むなら、ニート向けのエージェントを利用した方がはるかに効率的です。
エージェント経由であれば、ブラック企業も排除されているし、担当カウンセラーのアドバイスもより実戦向き。
書類選考なしで100%面接まで行けるサービスもあるので、経歴に自信がない方こそ利用すべきです。
もちろん完全無料で利用できます。
ニートからの正社員採用に実績があるエージェントは以下の記事でまとめているので、早速チェックしてみてください。
ニートが使うならジョブカフェよりエージェント!
というわけで、本記事のまとめです。
☑本記事の要点
- ジョブカフェは若者向けの就職支援サービス
- 求人紹介や職業訓練、職業体験、セミナーなどを実施
- ハローワークと求人自体は変わらない
- 方向性も決まっていないなら気軽に相談してみるべし
ただし、スピード感や求人の質には足らない点も少なからずあるのは覚悟してください。
もし一日も早く、また優良企業に就職したいなら、ニート専門の転職エージェント経由が圧倒的におすすめです。
完全無料で利用できるし、こちら側の内情にもすごく共感してくれます。
筆者は人生観が変わるアドバイスも貰えたので、早速相談してみてください。