- 給料低すぎて生活できない!
- 給料が上がる見込みもないし…どうしたらいい?
30歳で無職を経験した筆者が、こんな悩みにお答えします。
筆者は過去に30歳でニートだった経験があります。その後ホワイトベンチャーへの再就職に成功し、現在では独立してキャリアに不安がある人向けのキャリアカウンセラーとして活動しています。
筆者の場合は、給料が低いどころか一時期は無収入でした。
その後、再就職をすることができましたが、前職から給料はおよそ半分以下に。妻子を養っている身でもあったため、生活できなくなるくらい家計が苦しくなりました。
しかし支出を見直して節約したことと、本業で働きながら副業で収入UPが果たせたおかげで、1年間で300万円以上貯金できるようになりました。
これまで節約への意識はかなり低かった筆者ですが、給料が下がったのをきっかけに節約についてかなり勉強しました!
この記事では、筆者が生活苦を乗り越えた節約法と収入UP法を包み隠さずお伝えします。
給料低いのがしんどいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
給料が低すぎて生活できないときの対処法
給料が低すぎて生活できないときの対処法は2つしかありません。
- 収入を上げる
- 支出を減らす
シンプルに収入を上げて支出を減らすことができれば、生活はだいぶ楽になります。
「そんなの当たり前だ!でもそれができない!」と思いますよね!
これからその方法を具体的にお伝えしていきます!
収入を上げるか支出を減らすか
給料が低すぎて生活できないなら、収入を上げるか支出を減らすかで、生活できるようにするしかありません。
給料が上がる見込みがないなら、転職をするか副業で収入を増やすかの選択が生まれます。
また今の収入のまま生活していくなら、削れる範囲の出費を削るしかありません。
筆者は給料が半分以下になりましたが、空いた時間で副業をして収入を増やすことに成功しました。
これから収入を上げる方法と支出を減らす方法の二つに分けて解説していきます。
「攻撃」と「防御」のどちらも大切!しっかりと確認してくださいね!
収入を上げる3つの方法
収入を上げるには、主に以下の3つの方法があります。
- 転職する
- 昇給を目指す
- 副業で稼ぐ
①転職する
給料の低い人が収入を上げる一番の近道は、転職をすることです。
厚生労働省の令和3年雇用動向調査結果によると、転職者が前職よりも収入UPした割合は34.6%。すなわち転職した人の3人に1人が収入UPに成功していることになります。
転職による給料UP率は一般的に5~10%が相場とされているため、これだけでもだいぶ生活は楽になるのではないでしょうか?
給料UPを目指すなら転職エージェントは必須!
ちなみに年収UPを目指した転職をするなら、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントは希望に沿った求人を紹介してくれるだけでなく、年収UPなどの交渉も企業側に対して行ってくれます。
筆者も転職エージェントを活用したおかげで、30歳無職からホワイトベンチャーに再就職することができました。
低年収層から年収UPに強い転職エージェントはニートにもおすすめの転職エージェントの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
②昇給を目指す
収入UPを目指す二つ目の方法は、転職せず今の職場に在籍したまま昇給を目指すことです。
日本ではほとんどの場合、昇給降給の判断は会社側が独断で行います。労働基準法では「昇給」は義務付けられておらず、仮に従業員規則に「年一回の昇給」と書かれていたとしても、従業員規則の記述によっては昇給が行われなくても問題ありません。
参考:昇給が年1回だと説明されたのに、2年経っても昇給なし。これは問題ない?
したがって、いくら成果を出しても給料を上げてもらえないケースは山ほどあります。
ただし従業員が昇給をアピールすることは労働者の権利として保障されているもので、自由に行えます。
会社側としても昇給を好意的にとらえるところも多いです。昇給を訴える従業員はそれだけ責任を持って働いてくれるということなので、「むしろ積極的にアピールしてほしい」と昇給に前向きな経営者も多いです。
定期面談などの機会があるならぜひ積極的に昇給を訴えてみるといいです。
③副業で稼ぐ
収入を上げる三つ目の方法は、副業で稼ぐことです。
転職せずに大幅に収入増を目指すなら、ほかの稼ぎ口を探すしかありません。
幸い、副業解禁している企業も増えていて、ネットビジネスなどで副収入を得ている人も増えています。
筆者もこの副業での収入が全てを変えてくれました。
以上が収入を増やすための「攻撃」についてです。
次は支出を減らすための「防御」について解説します。
支出を減らす4つのコツ
支出を減らすには「節約」がカギになりますが、いきなり食費などを削ることはおすすめしません。
効果的に支出を減らすためには、無理をせずに簡単なところから順を追って進めていく必要があります。
筆者はこれらを実践し、月10万円以上の節約に成功しました。
以下重要なポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
①毎月の出費を整理する
まずはいきなり削ることから始めるのではなく、どれくらいに支出があるのかを確認することから始めます。
何か支払いをするごとにノートに家計簿をつけてもいいですし、最近は便利な家計簿アプリもたくさんあります。
食費、住居費、光熱費、通信費、保険、教育費、趣味娯楽費、など項目に分けて、毎月何にどれくらいお金を使っているか把握することが節約の第一歩です。
②固定費を見直す
おおまかな支出を把握したら、次は固定費を見直します。
固定費の見直しとしては、具体的には以下のようなことが挙げられます。
- スマホを格安SIMに変える
- 光熱費を一つの事業所にまとめる
- 無駄なサブスクサービスを解約する
- 保険を見直す
- ネットプロバイダーを見直す
ほかにも本当に車は必要なのかとか、家賃が安い家に引っ越せないかなども検討すると固定費の大幅削減につながります。
③外出を減らす
削れる固定費を洗い出したら、次は無駄な外出を減らすことを心掛けるといいです。
多くの場合、生活を苦しめているのは日々の食費や生活費ではなく、外食などのお金です。お金に余裕がないときは、極力外食は避けるようにしましょう。
またそもそも外出をしなければ、コンビニで飲み物を買ったり電車バスに乗ったりすることもなくなるので、中長期的には大きな支出削減につながります。
④趣味娯楽費を見直す
あとは趣味や娯楽費で削れるところがないか、検討してみてください。
おさらいすると、
- 支出を洗い出す
- 固定費を見直す
- 外出を減らす
- 趣味娯楽費を減らす
上記の4ステップだけで筆者は10万円以上の支出を減らすことができました。
これなら食費などを削ってひもじい生活をすることなく支出を減らせます。
以下の記事も参考にしつつ、ぜひ進めてみてください。
給料が半分になった筆者が生活のためにやったこと
前述したとおり、筆者はかつて会社をクビになり、再就職したものの給料が半分になってしまった経験があります。
今でこそ前職(クビになる前)の収入を上回るようになりましたが、当時は本当に毎日が不安でした。
ここでは給料が下がって生活が苦しくなったときにやったことを、もう少し深いところまで振り返ってみます。
節約への意識を持った
筆者は会社をクビになる前は、いわゆる「大企業」に勤めていて、高給取りの部類に入る存在でした。
妻は専業主婦で、小さな子供もいます。
給料は半分になりましたが、なるべく生活スタイルを変えることなく生きていくため、これまで考えたこともなかった「節約」の勉強から始めました。
具体的にはニートが節約する10のコツでも記載しましたが、
節約関連の記事、本も読み漁り、不要な支出をなるべく減らすようにしました。
その結果、ほとんど生活スタイルを維持したまま、半分になった給料だけで生活できるようになりました。
妻は専業主婦のまま、妻子にも大きな負担を強いることなく生活することができています。
副業を本気で始めた
「節約」によって低くなった給料でも生活できるようにはなりましたが、やはり裕福な生活とは程遠かったです。
貯金をする余裕もなく、いわゆるギリギリの「その日暮らし」に近い生活でした。
将来にも不安しかなかったので、再就職から半年後くらいから「副業」を検討し始めました。
いくつかチャレンジした中で、筆者は「ブログ」が本業ともリンクしてうまく回りそうだったので、ブログの勉強に力を入れました。
移動時間や空き時間にもYouTubeなどで勉強を欠かさず少しずつ伸ばしていった結果、副業収入はみるみるうちに増えていきました。
だんだん副業で稼ぐことは「趣味」に近いような感覚になりました。今では複数のサイトを立ち上げて運営しています。
資産形成も開始した
「節約」について調べていると、自然と資産形成についての情報にも触れるようになりました。
副業で少しずつ稼ぎが増えてきたので、贅沢するのではなく「投資信託」に回して資産形成をするようになりました。
NISAやiDeCoを活用するのはもちろん、暗号資産などでも少しずつ投資をして、将来への備えをしています。
これはある程度稼ぎに余力ができたから可能になったわけですが、節約や収入UPで余裕ができたら積極的に資産形成を考えてみることをおすすめします。
まとめ:給料が低いなら収入UPと節約を同時に目指そう!
最後に、本記事の内容をまとめます。
☑給料が低くて生活できない人がやるべきこと
- 「収入」UPを目指す
- 「支出」を減らす努力をする
- 将来の資産形成も考える
求人紹介から給料UPの交渉まで全て無料でやってくれる転職エージェントを上手に活用しましょう。
低年収層からの年収UPに強い転職エージェントは以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。