本記事では、ニートから社会復帰するのが怖いと感じている方に向け、元ニートの経験談を中心に、今の状況から抜け出す方法をご紹介しています。

- ニートが社会復帰するにはどうすればいいの?
- そもそも社会復帰できる気がしない…
- 今の環境を変えることすら怖い…
こんな疑問・悩みにお答えします。

筆者は大変お恥ずかしい話ですが、過去に務めていた会社をクビになり、一時期ニートでした。現在では社会復帰し、ホワイトベンチャーの正社員として集客を担当しつつ、人材紹介事業のサポートも兼務しています。
「ニートだけど早く就職したい」と考えている方は、具体的な就活方法を紹介している以下の記事を参考にしてみてください。
筆者自身も感じましたが、一度社会から離脱してしまうと、なかなか戻るのには時間がかかります。
環境を変えるのにはかなり勇気もいりますし、現実逃避しつつも、心の奥底では将来への不安しかない…
こんな心境が続いていませんか?

筆者もニートだった頃は、このまま地球に隕石でもぶつかってしまえばいいのに、なんて思ったこともありました。
ただ、そうは言っても前を向かないと生きてはいきません。
無職でもなんとかなるなんてことはなく、自分でなんとかしない限り、現実を変えられないのは紛れもない事実です。

そんなことわかってるけど、今の状況を変えるのは怖いし、どうすればいいかわからない…。
でも、この記事にたどり着いたあなたなら大丈夫。
本記事で紹介する「たった一つの考え方」を持つだけで、どれだけニート歴が長くても社会復帰が可能です。
今の状況をなんとか変えたいと考えているなら、筆者の経験を参考にしてみてください。
▼最短で就職したいならニート専門の就職エージェントに相談するのがベストです。
ニートの社会復帰に必要なこと
ニートが社会復帰するために必要なたった一つのこと。
それは、他人のアドバイスを受け入れるということです。
これだけで社会復帰がグンと近くなります。

どういうことか、具体的に説明していきますね。
自分の心を開く勇気を持つ
筆者自身もそうでしたが、ニートの人って何も考えていないように見えて、実はかなり深く物事を考えています。
言われたことをただこなすだけの社会人よりよっぽど賢いし、画期的なアイデアを生み出す土壌もある。
でも逆に、自分の考えに固執していることが、社会復帰できない大きな原因になっているんです。

今の心境を正直に相談できる相手はいますか?筆者は親や友人にすら、本音を話すことができませんでした…。
- 「どうせ自分に向いている仕事なんてない」
- 「自分のステータスで入れる会社なんてブラック企業に決まってる」
- 「他人にこき使われるくらいならニートの方がマシ」
こんな風に考えているのって、実は自分だけだったりします。
でも、他の人と交流する機会がないから、それに気付けない。
なので、あえて自分の本音を誰かにぶつけてみること。
そうすればこれまでの自分の考えとは違った意見がもらえるし、社会復帰への大きなきっかけになります。

でも、周りには相談できる人なんていないよ…。親とか仲良い友達には言いにくいし…。
もし周りに相談できる人が見当たらないなら、ニートの社会復帰専門の機関に相談してみるのがベストです。
ニートの社会復帰を支援してくれる専門機関
「ニートだけど就職したい」の記事でも書きましたが、ニートを戦力として必要としている会社はたくさんあります。
むしろ、今の世の中では需要だらけと言ってもいいくらいです。
それだけニートの需要があるわけですから、最近はニートの社会復帰を専門としたサービスがたくさんできました。
ニートの相談に慣れているプロのカウンセラーからのアドバイスや求人紹介だけでなく、面接対策や履歴書の書き方についても、1から教えてもらえます。
中には100%書類選考がパスできるサービスや就職のお祝い金がもらえるところも!
以下の記事でまとめているので、自分のニーズに合ったサービスを探してみてください。
注意点:いきなり大手サービスを利用してはダメ
ただし、リクルートやマイナビのような大手サービスをいきなり利用するのはおすすめできません。
確かに登録している企業は多いですが、彼らはいかに高年収で就職させるかが重要。
ニートからの就職ではたかがしれているので、熱心に相談に乗ってもらえません。
ハロワもおすすめできない理由
「就活=ハローワーク」という先入観があるかもしれないですが、ハローワークにはろくな求人がないのでこちらもおすすめしません。
ハローワークの職員は態度が悪いという場合もあるので、やっぱり相談するならニート専門の転職エージェントの方が安心です。
社会復帰できないニートの特徴
筆者自身、ニートや無職の方から相談を受ける機会が多いですが、なかなか社会復帰できない方には以下のような特徴があります。
☑社会復帰できないニートの特徴
- 完璧を求める
- 自分を過小評価しすぎる
- 将来を楽観視しすぎる
以下、具体的に解説します。
完璧を求めすぎる
ニートからなかなか抜け出せない人は、理想が高く、完璧を追い求めている方が多いです。
- 興味がある仕事
- 体力的に辛くない仕事
- 家から近い職場
- 収入が安定している
- 定時で帰れる
- 残業がない
- 休日出勤がない
こんな風に理想ばかり追い求めていては、いつまで経っても仕事なんて見つかりません。
むしろ、理想通りの仕事に就けている人なんて世の中に1%もいないと割り切った方がいいです。
絶対に譲れない部分は残しつつ、ある程度柔軟に考えていく必要があります。
自分を過小評価しすぎる

どうせニートの自分を必要としてくれる会社なんてないよ…。
こんな風に自分を過小評価していませんか?
「自信を持て」と言われても難しいかもしれませんが、あなたにしかない魅力が必ずあります。
そしてニートだろうがなんだろうが、とにかく働ける人を欲している会社がたくさんあるのも事実です。
詳細は以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
将来を楽観視しすぎる
あとは「無職でもなんとかなる」「いつか誰かが何とかしてくれる」と軽く考えている方も多いです。
正直、誰も助けてなんてくれません。
親もいつかは死ぬし、自分でなんとかするしかないんです。
その現実に気づくためにも、第三者に相談できる機会を早めに設けた方がいいですね。
ニートが社会復帰するメリット
ニートが社会復帰できれば、メリットはたくさんあります。
というか、メリットしかありません。

挙げればキリがないですが、具体的には以下のような嬉しい出来事が待っています。
☑ニートが社会復帰する主なメリット
- 身分を堂々と名乗れる
- 自立できる
- 新しい出会いがある
- 家族との関係が良くなる
- 趣味が楽しくなる
身分を堂々と名乗れる
たとえば美容院のカルテを書くときとか、ネットカフェの会員証を作るとき…
職業欄に堂々と「会社員」と書けるのは、めちゃくちゃ気持ちいいです。

当たり前のことかもしれないですけど、こういう些細な喜びが「脱・ニート」できて良かったと感じる瞬間です。
自立できる
社会復帰してある程度収入が安定すれば、経済的に自立できます。

親元を離れた方がやっぱり何かと楽ですし、将来を考えても独り立ちできるに越したことはないですよね。
もちろん実家のままでもいいですし、その場合はどんどん貯金が貯まるというメリットもあります。
新しい出会いがある
いざ働き出すと、これまでの環境では交わることのなかった人との出会いがあります。
もちろんいい出会いばかりではないですが、人生観を変える人と巡り合う可能性も十分!
年齢や趣味もバラバラな人が集まる、職場での出会いだからこそ得られるものは多いです。
家族との関係が良くなる
ニートを卒業すると、これでもかっていうくらい家族の対応が変わります。
特に親は本当に嬉しそうな顔をするので、頑張って良かったなと思えるはずです。
趣味が楽しくなる
仕事を始めると、ニートのときより趣味が100倍楽しくなります。
当然趣味に費やす時間が圧倒的に短くなりますが、その分、趣味に没頭できる時間がこの上ない幸せです。

時間があるニートのときはそんなこと思ってもなかったですけど、趣味は時間が限られているときの方が絶対に有意義ですね。
どうしても社会復帰が怖いなら?

早く社会復帰しなきゃいけないことはわかってるけど、正直怖い…。
そんな心境なら、無理に社会復帰しなくてもいいです。
勇気が出るまでは、じっくり自分と見つめ合う時間にしてください。
とはいえ、いつまでも何もしなかったら変化がないので…
個人的にはSNS、特にTwitterアカウントは作ったほうがいいと思います。

SNS上で誰かと交流するだけでも全然違いますし、貴重な情報がゴロゴロ転がってます。
無理に家から出る必要なし
SNSを駆使したり、ネットに張り付いていたりすれば、情報収集は家で十分できます。
会話が苦手なら、ネットで誰かと交流ができるだけでも大きな前進です。
あとは、ニート専門の転職エージェントであれば、基本的に家から出ず電話だけでカウンセリングが完了します。

とにかくまずは「交流」「会話」を目標にすること。それがクリアできたら、少しずつ対面するようにしていけばいいと思います。
ニートからの社会復帰は怖くない!プロに相談しよう!
ニートが社会復帰する上で一番重要なのは、一人で抱え込まないこと。
不安も解消されますし、人と話をしていると不思議と自信も芽生えてきます。
最近はニートの社会復帰支援専門サービスがかなり活用されているので、早速プロに相談してみてください。