本記事では、かつて無職だった筆者の経験を元に、失業中の過ごし方のおすすめを紹介しています。
- 失業中ってどう過ごせばいいの?
- 最短で採用されるために、いまできることってあるのだろうか?
こんな疑問にお答えします。
大変お恥ずかしい話ですが、筆者は過去にやらかして務めていた会社をクビになり、30過ぎで失業した経験があります。
筆者の経験上、失業中は自分の人生を見つめ直せる貴重な時間です。
落ち込むこともありますが、長い人生にとっての「充電期間」ととらえると前向きに考えることもできます。
つまり、この失業中の期間をどう過ごすかで、未来の自分が決まると言っても過言ではないのです!
筆者自身も離職期間を有意義に使えたからこそ、希望通りの再就職が実現しました。
本記事では、失業中で見えない将来が不安なあなたのために、離職期間の今だからこそやるべきことをまとめてみました。
ぜひ本記事を活用して、次のステップへのヒントにお役立てください。
失業中の過ごし方3選|楽しく有意義に過ごすには?
早速、失業中におすすめの過ごし方を紹介します。
☑失業中におすすめの過ごし方
- 自分を見つめ直す時間にする
- 学びの時間にする
- 向いている仕事を見つける
以下、具体的に解説していきます。
①自分を見つめ直す時間にする
せっかく時間がたっぷりあるので、自分を見つめ直す時間にするには絶好の機会です。
- 将来どうなりたいのか?
- 昔の理想とどう違うのか?
- 家族の考えている理想は?
上記のことを一度真剣に考えてみるといいです。
失業中はひとりで考え込むことも多いので、自然とマイナスな思考になりがちです。
暗くなりがちな失業中だからこそ、とにかく理想について追求すると 、精神的に明るくなって希望も出てきます。
ちなみにこれは人材業界最大手のリクルートで推奨されてる人生設計についてですが…
- 1年後の理想
- 5年後の理想
- 10年後の理想
- 老後の理想
こんな感じで、夢物語でもいいので「将来ありたい姿」を書き出してみるといいです。
やるべきことがかなり整理されるし、だんだん楽しくなってきます。
ちなみに当時、筆者が考えていた理想がこれ。
- 1年後の理想:なるべく条件の良い会社に就職する
- 5年後の理想:前職の収入に追いつく
- 10年後の理想:年収1,000万円を超える
- 老後の理想:子どものために資産を残す
かなり大雑把ではありますが、なるべく明るい未来を想定しました。
いざ働きだすと、目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちです。でも失業中の時間を利用して自分を見つめ直すと、本当にやるべきことは何なのかが、はっきりと見えてきます。
②学びの時間にする
人生の中で、こんなに勉強できる期間はなかなかありません。
- 読書
- 映画鑑賞
- 資格やスキルの勉強
- ネットで情報収集
何でも良いので、自分の価値を高める時間にした方が良いです。
具体的な方向性が決まっていないなら、図書館で関心のある本を読んでみると何かの発見につながるかもしれません。
目標が明確になったら、その仕事で生かせるスキルや考え方の勉強をする。
「この仕事に就くための勉強をしていました」と面接で言えば、就活でも大きなアピールポイントになるし、離職期間のマイナスイメージが逆にプラスに捉えられます。
③向いている仕事を見つける
「自分を見つめ直す」とも関連しますが、自分にはどんな仕事が向いているのかを探す時間に当てるのも有効です。
そもそも、これまで自分のキャリアを真剣に見つめ直したことってありましたか?
前職はなぜその会社を選びましたか?
本当にやりたかったことが実現できましたか?
意外と自分のキャリアを真剣に考えたことがある人って少ないですよね。
でも一度仕事を失ってみると、普通に働けることのありがたみを肌で感じませんか?
だからこそ、時間がたっぷりある離職期間を利用して、本当に自分に向いている仕事は何なのかを探すのはすごく、大切なことです。
筆者が最短でホワイト企業に内定できたのは、失業中にポジウィルの無料カウンセリングを受けたおかげです。自分が本当にやりたいことは何か?将来どうありたいか?自分の強みは何か?がわかるようになったのがすごく大きかったです!
失敗しがちな失業中の過ごし方3選
失業中は時間こそたっぷりありますが、使い方を間違えると、再出発の大きな障壁になります。
具体的には、以下のようなことは絶対に避けるべきです。
- 現実逃避
- お金の無駄遣い
- 生活リズムの逆転
現実逃避
事情は人それぞれですが、無職になると現実から逃れたくなります。
- 一刻も早く就職しなきゃいけないのはわかってるけど、動き出すのは今じゃない
- いつかきっと事態が急転するはずだ
こんな風に現実から目をそらしがち。
でも、いざ外で出勤中のサラリーマンを見ると憂鬱な気分になるし、連休明けや毎週月曜日を迎えるとどこか落ち込んだ気分になりませんか?
仮に今の状態が不本意だとしても、無職である現実は受け入れざるを得ません。
「無職でもなんとかなる」なんてことはないので、自力で現状を打破するしかないです。
充電期間だと割り切るのは大事ですが、最後は自分で動くしかないという現実は忘れないでください。
お金の無駄遣い
実家に頼っている場合、生活費には困りません。
でもだからと言って、お金を浪費していたらあっという間になくなります。
税金や年金は無職でもかかってきます。筆者も貯金はかなりありましたが、予想以上に出費が大きくて驚きました。
- 格安スマホに切り替える
- 全部キャッシュレスにする
- 生命保険は最低限にする
- 家賃の安い家に引っ越す
- 酒やタバコは辞める
- 外出時は水筒を持参する
すぐに節約できることはたくさんあるので、なるべくお金を使わない意識を持った方が良いです。
逆転した生活リズム
仕事がないと、どうしても生活リズムが逆転しがち。
筆者も一時期は明け方に寝て昼に起きる、みたいな生活を送っていました…。
そうなると、いざ働き出したときにキツくなるし、そもそも不健康だと気分も暗くなります。
特に予定がなかったとしても、朝型の生活にしておいた方が絶対良いです。
失業中にやって良かったことと後悔していること
ここからは、筆者自身が失業中にやって良かったと思っていることと、逆に後悔していることを紹介します。
- 家族とのコミュニケーション
- ニュースのチェック
- もっと勉強しておくべきだった
- 運動すれば良かった
やって良かったこと①家族とのコミュニケーション
失業中は時間があるので、家族と過ごす時間も増えるはずです。
その時間を利用して、家族会議を開くといいと思います。
筆者の場合、失業したときは実家を出てからもうだいぶ経っていたので、本音ベースで会話できることは凄く新鮮でした。
親孝行について考えるきっかけにもなったし、妻が何を考えているのかも改めて理解することができました。
やって良かったこと②日々のニュースチェック
失業中はなんとなく社会と隔離されてしまうので、最新ニュースのチェックは心がけた方がいいです。
ネットだけだとどうしても自分に関心のある情報しか入ってこないので、やっぱりテレビのニュース番組や新聞のチェックが重要。
失業中でも世の中の動きを知っておかないと、就活や就職後にめちゃくちゃ苦労します。
後悔していること①漫画ばかり読んでしまった
個人的には、空いた時間で憂さ晴らしに漫画ばかり読んでしまったのが失敗でした。
やっぱりもっと勉強しておくべきだったし、筋トレやランニングに時間を使った方が良かったとも思っています。
今はスマホさえあれば24時間なんてあっという間に過ぎていってしまいます。でも、終わってみると無駄以外の何物でもなかったです。もっとあの時間を有意義に使えば良かったと後悔しています。
まとめ:失業中の過ごし方で未来は変わる!
改めて振り返ってみても、失業中は先が見えなくて絶望ばかりしていました。
一生就職できないんじゃないかと思ったし、いっそのこと災害でも起きてしまえばいいのに、なんて不謹慎なことを考えたこともあります。
でも、今思えば、失業中に苦しい思いをしたからこそ、働ける喜びを肌で感じることができるようになりました。
失業中は人生の充電期間です。
焦らず、将来「失業中の時間は必要だった」と思える過ごし方を見つけてくださいね。