「無職は仕事を選ぶな」と言われることがありますが、それは嘘です。無職の人こそ、焦らず、自分に合った仕事をじっくり探しましょう。
なぜなら、仕事を選ばず闇雲に就職すると後悔する可能性が高まるからです。
現役キャリアカウンセラーのキリオです。実は30歳を過ぎて無職だった経験があります。
その経験を生かし、経歴に不安がある人向けのキャリア相談を受けています。
無職だった筆者の経験上、無職のときこそしっかりと仕事を選んで決めるべきです。
「とにかく就職しなきゃ」と焦って就職すると、失敗するリスクが高くなります。
周りは「早く仕事を探せ」と煽ってくるかもしれませんが、気にする必要はありません。仕事探しは自分のペースでいいので、無理のない範囲で、気分が乗ったときにゆっくり考えていくといいです。
この記事では、実際に無職を経験した筆者(現在はキャリアカウンセラー)が、無職の人におすすめの仕事探しの方法をお伝えします。
自分に合った理想の仕事を見つけることができるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
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ニートや無職におすすめの転職エージェントは以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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「無職は仕事を選ぶな」に根拠なし!
無職は仕事を選ぶなと言われることがありますが、気にする必要はありません。
周りからすれば「少しでも早く就職した方がいい」という意味で言っていますが、どんな仕事をするかは本人が決めること。
職業選択の自由は憲法22条で定められているものであり、仕事を選ぶ権利は誰もが持っています。
むしろ仕事を選ばず焦って就職すると、自分と合わずに早期離職することになりかねません。
今の時代は働き方も多様化していて、会社に就職しなくても稼いでいる人は大勢います。もし周りから就職をせかされたとしても、自分のペースで仕事を見つけていくことを心がけましょう。
無職こそ仕事をしっかり選ぶべき理由
無職こそ仕事をしっかり選ぶべきです。主な理由は以下のとおり。
- 長続きしやすいから
- 仕事に前向きになれるから
- 就職しやすいから
①長続きしやすいから
周りから「仕事を選んでないで早く働いたほうがいい」と言われて焦って就職しても、長続きせずすぐに辞めてしまうのでは元も子もありません。
特に無職の人の場合、仕事が長続きしない傾向がある人も多いので、仕事選びには慎重になるべきです。
じっくりと自分と向き合い、自分に合った仕事を見つければ自然と長続きできます。
②仕事に前向きになれるから
自分で選んだ仕事であれば、前向きに仕事に取り組むことができます。
どんな仕事でも、うまくいかないことや腹が立つ場面、落ち込むケースは必ずありますよね。
そんなときに自分でしっかりと選んだ仕事なら、困難にもめげずに突破することができます。
③就職しやすいから
そもそも自分で選んだ仕事でないと、採用面接を突破することも簡単ではありません。
どうしても志望動機が曖昧になってしまい、採用担当者にも意欲が低いことを見抜かれてしまうからです。
逆に自分で魅力を感じた仕事であれば、熱意が伝わって多少経歴に不安があっても内定に近づくことができます。
無職の人におすすめの就職方法
ここからは、無職の人におすすめの就職方法をお伝えします。
自分に向いている仕事がわかるようになるので、やりたい仕事が見つからない人やどんな仕事を選べばいいかわからない人は参考にしてみてください。
具体的には、以下の通りです。
- 人生の棚卸しをする
- 周囲に相談してみる
- 転職エージェントを活用する
①人生の棚卸しをする
「人生の棚卸し」は分かりやすく言うと、過去を振り返ることです。
幼少期から現在までを振り返り、
- 好きだったこと
- 嫌いだったこと
- 一生懸命になれたこと
- 感動したこと
- 嬉しかったこと
- 辛かったこと
などを紙に書き出していきます。
こうすることで、自分がどんなときに喜びを感じて前向きに頑張れるのかがわかるようになってきます。
これは自分に合った仕事を見つける上ですごく効果的!スマホのメモ帳などを使っても簡単にできますよ。
②周囲に相談してみる
自分で好きなこと、夢中になれることを見つけたとしても、それをすぐに仕事にできるかどうかは別の話です。
また自分自身の長所や特徴って、意外と本人では気づいていないことも少なくありません。
なので一度身近な人に「どんな仕事なら合いそうか」「長所を生かせそうか」と聞いてみるといいです。
これは面接で必ず聞かれる「自分の長所」を発見することにもつながります。
キャリア相談も有効活用しよう
もし身近に相談できそうな人がいないなら、いま流行りのキャリア相談を活用してみるといいです。
キャリア相談ではプロのキャリアカウンセラーが、自分に合った仕事探しをマンツーマンでお手伝いしてくれます。
家族や友人にい相談しづらいことでも、第三者なら本音で話しやすいのも大きなメリットです。
無料相談できるところも多く、オンラインで相談できるので気軽に活用してみてください。
③転職エージェントを活用する
やりたい仕事の方向性が決まったら、実際に求人を探して応募していきます。
自力で転職サイトから探したり、ハローワーク経由で求人を探すのもいいですが、おすすめなのは転職エージェントを活用すること。
転職エージェントを使えば希望に合った求人を提案してもらえるし、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削まで全て完全無料で対応してもらえます。
中でもニートや無職専門の転職エージェントなら、キャリアに不安がある人向けの求人がたくさんあります。担当者も無職の人の対応に慣れているので、相談しやすいです。
転職エージェント経由なら書類選考をパスできる求人もたくさんあって便利です。ニートや無職におすすめの転職エージェントは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ:無職からでも理想の就職を目指そう
無職の期間が長いと「無職は仕事を選ぶな」とか「早く働いた方がいい」と言われることが多いです。
しかし焦って就職すると失敗するリスクが高くなるので、あまり気にする必要はありません。
むしろ無職の人こそ仕事選びにはじっくりと時間をかけるべきです。
現代では働き方も多様化していて、無職の期間があってもあまり大きな影響は出ません。
自分自身と向き合うための充電期間だと思って、自分のペースで頑張りましょう。
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